男女で希望が違うため、ミスマッチが生まれる

男性・女性共に、異性に求める理想と現実の間にギャップがあり、そこにミスマッチが生まれます。

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「従来型の結婚がしたい。男性が外で仕事をして女性が専業主婦」という形を求める女性ほど、結婚できない傾向にあります。

「育児や家事は手伝うけれど、基本は女性にやってほしい。仕事も共働きを希望」という男性ほど、結婚できない傾向にあります。

女性と男性では、結婚に対する理想、相手に対する希望が違い、それが現在の結婚できない男女を生んでいるのです。

従来型の結婚、男性が外で働いて女性が専業主婦、という形の結婚を求める人ほど、結婚できない傾向にあります。

一般職や派遣などで企業に勤める女性などに見られるタイプで、「自分よりも（年収が）下の人はいや。」となるわけです。恋愛にも結婚にも上下など無いのですが、年収や職業など、自分よりもできる男性を好むわけです。

子どもができて子育てをすると、仕事はしたくない。でも生活水準は下げたくない。だから年収が高い男性と結婚したい。となるわけです。

実際、ある調査では未婚女性の40％が年収600万円以上の男性と結婚したいと思っているとのことです。しかし、25歳から34歳までの男性のうち、年収600万円以上の男性は3.5パーセントしかいないのです。その3.5パーセントしかいない男性の争奪戦になるわけですから、結婚するのは簡単ではありません。

キャリアウーマンタイプの女性も、結婚ができない傾向にあります。というのも、キャリアウーマンタイプの女性も一般的に従来型の結婚を望んでいるからです。

頭も良く、仕事もできる女性は、自分より年収が下の男性とは結婚したがりません。年収に加え、例えば外資系に勤めている様な女性は「日常会話程度の英語は最低できる男性」や「センスがよくおしゃれな男性」を求めます。

しかし、先にも述べたとおり、年収が高く、かつおしゃれで英語もできて、などという男性はごくわずかです。そしてそのごくわずかの男性に数多くの女性が殺到するわけです。